都道府県の地方税歳入ランキング!

都道府県によって歳入も人口も異なります。
1人あたりの歳入はどの都道府県が多いのか、とても気になったため調べてまとめました。

都道府県別人口ランキング

総務省統計局令和2年都道府県別人口・令和元年都道府県別歳入収支

1位 東京都  1404万人

2位 神奈川県 923万人

3位 大阪府  883万人

4位 愛知県  754万人

5位 埼玉県  734万人

何の違和感も無い順位です。

都道府県別歳入ランキング

総務省統計局令和2年都道府県別人口・令和元年都道府県別歳入収支

1位 東京都  8兆1128億円 人口順位1位

2位 大阪府  2兆5821億円 人口順位3位

3位 北海道  2兆4258億円 人口順位8位

4位 愛知県  2兆2958億円 人口順位4位

5位 神奈川県 1兆8826億円 人口順位2位

人口順位が8位なのに、北海道の歳入額が3位である理由が知りたいため更に細かく調べてみたいと思います。

東京都の地方交付税はゼロ

東京都財務局HPより

地方交付税交付金とは

地方自治体の収入の格差を少なくするために、交付される資金のこと。国税の一部を、財政基盤の弱い自治体に配分する。自治体間での財政格差を補うことが目的である。所得税、酒税、法人税、消費税、たばこ税の国税5税のうち、それぞれの一定率を財源として交付税にあてる。自治体財源の不足分に応じて額を決定する普通交付税のほか、自然災害時などで交付する特別交付税もある。交付にあたっては、自治体の一般財源として、国は使途を制限することができない。自治体財源で収入が確保でき、地方交付税の必要がない自治体は、不交付団体と呼ばれる。

weblio辞書

東京都以外の不交付自治体一覧

総務省HP

北海道の地方交付税交付金は6070億円

北海道総務部HP

北海道の歳入2兆4258億円のうち6070億円が地方交付税のようです。

1人あたりの歳入都道府県別ランキング

総務省統計局令和2年都道府県別人口・令和元年都道府県別歳入収支

1位 岩手県 1人あたり歳入 821,020円 人口順位 32位

2位 福島県 1人あたり歳入 740,591円 人口順位 21位

3位 島根県 1人あたり歳入 725,927円 人口順位 46位

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45位 千葉県   1人あたり歳入 271,953円 人口順位 6位

46位 埼玉県  1人あたり歳入 239,285円 人口順位 5位

47位 神奈川県 1人あたり歳入 203,811円 人口順位 2位

1位2位の岩手県及び福島県は東日本大震災以降、復興に伴う歳入増が順位に影響しています。その他トップ10の県はいずれも人口が少ない県です。

逆に下位の県はいずれも人口が多い県です。

人口の数で割っているため当然と言えば当然なのかもしれません。

各都道府県の財政に関して述べることはできませんが、一つ明確に言えることは

人は集団で生活しているということです。

道路一本作り、維持するだけでも莫大な費用がかかります。その一本の道路を使う人数が一日車1台のところと10万台のところでは、全く税金効率が異なります。

上記で触れた北海道の細かい内情は調べきれておりませんが、寒くて広い大地を宅地化して人が住もうと思えば、自ずと税金効率は悪くなることは言うまでもありません。

下記の記事で示した通り、日本全体の人口は減り続けています。

日本人はいつから人口が減り始めたのか?

2021年(令和3年)は全国で約63万人もの人口が減りました。 人口が減り続けているという認識はありましたが、こんなにも一年間で減っているとは… これが一体いつか…

私自身は日本人の人口が減少し続けていることに対して一切の悲観的な感覚は持っておりません。

効率のいい都市計画を作り、少ない税収でも豊かに暮らす方法を考え、実行すればいいと思っています。

今後もこちらのサイトでは日本の未来について私が思うことをデータと共に発信いたします。

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